鹿島神社(真岡市)概要: 鹿島神社は栃木県真岡市西田井に鎮座してる神社です。鹿島神社の創建は醍醐天皇の御代である平安時代の延長年間(920〜930年)に鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)の分霊が勧請されたのが始まりと伝えられています。以来、この地の鎮守となり信仰されてきました。当初は根本山北面に鎮座し鹿嶋大神と称していましたが、その後、現在地に遷座し明治時代初頭に発令された神仏分離令を経て明治5年(1872)に村社に列しています。
永承年間(1046〜1052年)と寛永2年(1644)、享保6年(1721)に社殿が再建されたものです。現在の鹿島神社本殿は享保6年(1721)に再建されたもので、一間社流造、銅板葺き、細部には精巧な彫刻、江戸時代中期の神社本殿建築の遺構として貴重な事から平成元年(1989)に真岡市指定有形文化財(建造物)に指定されています。拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行4間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造板張り。主祭神は武甕槌大神。配祀神は大山祇神、大物主神。例大祭は毎年11月10日〜11日。境内社は天満宮、雷神社、熊野神社、大杉神社、稲荷神社、加波山神社、琴平神社、押宮神社、三島神社、八坂神社、生駒神社。
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