東箭神社(小山市)概要: 東箭神社は栃木県小山市大字南小林に鎮座している神社です。東箭神社の名称の由来は、南北朝時代に当時の領主だった小山氏が祖先である藤原秀郷から伝わったという箭を奉納して戦勝祈願をした事から名付けられたそうです。現在の本殿は文化9年(1812)に再建されたもので、一間社、流造り、木羽葺き、前面に向拝を付けた建物です。建物には、竣工20年後に中国の古事を題材として透かし彫りがはめ込まれている他、龍や獅子、像などの精巧な彫刻が施されています(彫刻は磯辺派の後藤周次正秀 )。東箭神社本殿は江戸時代後期に建てられた数少ない神社本殿建築の遺構で当時の特徴を良く現した貴重なものとして平成7年(1995)に小山市指定有形文化財に指定されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板
・ 現地案内板-小山市教育委員会
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